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	<title>いびき対策.ＣＯＭ</title>
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	<description>知っておきたい いびきと睡眠時無呼吸症候群の原因と治療法</description>
	<lastBuildDate>Wed, 07 Dec 2011 13:22:42 +0000</lastBuildDate>
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		<title>小あご（小顎症）・舌根沈下による閉塞型無呼吸</title>
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		<pubDate>Wed, 07 Dec 2011 13:22:42 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[睡眠時無呼吸症候群とは]]></category>

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		<description><![CDATA[昼間は眠気がひどく、仕事が手につかない状態。近所のお医者さんに相談すると精密検査を勧められ、当大学病院耳鼻咽喉科にて検査を受けました。

]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<h3>二八歳。やせ型でほっそりした顔つきの下あごが小さいタイプの男性です。</h3>
<p>夜間、寝ている間に呼吸が止まることを奥さんから指摘されたのは、四年ほど前のことだといいます。無呼吸の時間は10秒ほどで、夜中に四、五回目は目ざめてしまいます。また、朝起きると、口の中がカラカラに乾いているそうです。きっと、睡眠中は口で呼吸をしているのでしょう。</p>
<p>昼間は眠気がひどく、仕事が手につかない状態。近所のお医者さんに相談すると精密検査を勧められ、当大学病院耳鼻咽喉科にて検査を受けました。</p>
<p>口腔内を診ると口蓋垂（のどちんこ）が長いのが認められましたが、扁桃は大きくはなく、咽頭の狭窄はありませんでした。</p>
<p>入院して簡易睡眠検査をしたところ、一時間あたりの無呼吸回数は五七回と高頻度で、無呼吸の時間は最長で八三秒。血液中の酸素飽和度（血液中にどれだけ酸素が含まれているかを示す値）は最低時で五〇％まで低下が見られました。ちなみに正常な人の酸素飽和度はだいたい九七～九八％です。睡眠時のＣＴ（コンピュータ断層撮影法）検査では、舌根沈下により中咽頭が完全に閉塞していることがわかりました。閉塞型無呼吸症候群のタイプです。</p>
<h4>【治療】</h4>
<p>まず呼吸中枢を刺激するためのアセタソラマイドという薬を服用してもらいましたが、目立った効果はありませんでした。さらにＮａｓａ－　ＣＰＡＰ（鼻から空気を送り込むことにより気道全体を圧力で広げる呼吸補助法）を使用したところ、自覚症状は改善したものの、血液中の酸素飽和度の上昇がみられませんでした。</p>
<p>手術は希望されなかったため、「スリープ・スプリント」を<a href="http://s3-navi.info/dental/" target="_blank">歯科</a>と協力のうえ製作し、就寝前に装着してもらいました。これは、下あごを前方に押し出して気道を確保する目的の、いわばマウスピースのような器具です。</p>
<p>その結果、無呼吸回数は一時間あたり二四回に減少し、最低酸素飽和度も八六％まで上昇。睡眠時の無呼吸は大幅に改善されました。</p>
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		<title>睡眠時無呼吸症候群の危険性</title>
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		<pubDate>Tue, 06 Dec 2011 13:20:06 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[睡眠時無呼吸症候群とは]]></category>

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		<description><![CDATA[睡眠時無呼吸症候群は当初、きわめてまれな病気であり、異常な肥満と、立つたまま居眠りするような過剰な眠気がその典型であると考えられていました。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<h3>日本での有病率は１％以上</h3>
<p>睡眠時無呼吸症候群は当初、きわめてまれな病気であり、異常な肥満と、立つたまま居眠りするような過剰な眠気がその典型であると考えられていました。</p>
<p>しかし太った大でなくても、大きないびきと不眠を訴える大のなかに睡眠時無呼吸を起こしているケースが報告されるようになってきました。</p>
<p>さらに８０年代に入ると、欧米で睡眠時無呼吸症候群の有病率が次々と報告されはじめました。</p>
<p>なんと中年男性の一％～二％が睡眠時無呼吸症候群にかかっているというのです。こうした報告は、睡眠時無呼吸症候群がけっしてまれな病気ではないことを専門家たちに印象づけ、驚きをもって受け止められました。<span id="more-53"></span></p>
<p>その後、睡眠時無呼吸症候群の確定診断技術がより進歩し、スクリーニング法（アンケートや在宅簡易モニターによって睡眠時無呼吸症候群かどうかを診断する）も整備されたことによって、有病率のデータも更新され、現在、欧米での睡眠時無呼吸症候群の有病率は男性で4％、女性で二％ぐらいといわれています。</p>
<p>気になる日本の場合ですが、０歳児から高齢者まで合わせて睡眠時無呼吸症候群の患者がどれくらいいるかについては、まだ詳細なデータは出そろっていません。</p>
<p>しかし、いくつかの報告を総合すると、日本での睡眠時無呼吸症候群の有病率は少なくとも一％以上にはなると考えられています。一％というと、人目一〇万人に対して１０００人であり、これはぜんそくの患者数にはぼ匹敵するほどの数字です。</p>
<p>参考までに、日本人で習慣性いびきをかく人は、男性で二一％、女性で六％という数字があります。いびきもそうですが、睡眠時無呼吸症候群にかかる人で女性が少ないのは、<a href="http://www.pcsglobal.net/hormone/about/post-2.html" target="_blank">女性ホルモン</a>が睡眠時無呼吸症候群を抑制しているから、という指摘があります。実際、睡眠時無呼吸症候群を発症する年齢は、男性では働き盛りの五〇歳代がピークですが、閉経後の女性にも多いのです。また女性ホルモンのひとつであるプロゲステロン製剤の投与が、短期的には睡眠時無呼吸症候群に有効であることも確認されています。</p>
<p>小児の場合ですと、鼻やのどの疾患が睡眠時無呼吸症候群の原囚であることが多いので、男女に有病率の差はありません。</p>
<h3>さまざまな合併症を引き起こす</h3>
<p>睡眠時無呼吸症候群の恐ろしさの一つは、さまざまな合併症を引き起こすことです。睡眠時無呼吸症候群の人は、たとえば高血圧や不整脈など循環器系の障害を引き起こしやすくなります。また、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞など、心臓・脳血管疾患と合併する確率も高くなります。</p>
<p>ちなみにアメリカの調査では、睡眠時無呼吸症候群の人が狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患にかかる率は、そうでない人に比べて三倍、脳卒中は四倍という結果が出ています。これらの病気を併発してしまう原囚として、眠っているあいだの無呼吸の状態が体に酸素不足をもたらし、血管を収縮させること、同じく血液中の酸素不足が赤血球を増加させ、血液の粘性を高めてしまうことなどがあげられます。</p>
<h4>（１）高血圧</h4>
<p>とくに睡眠時無呼吸症候群と合併しやすいのが高血圧です。本態性高血圧症（疾患があって高血圧を起こすのではなく、原因が不明の高血圧でほとんどの場合がこれにあてはまります）の人が睡眠時無呼吸症候群にかかる割合は、二二％～四八％、逆に睡眠時無呼吸症候群の人が高血圧症にかかる割合は、なんと四五％～九〇％に達するというデータがあります。</p>
<p>ただ、睡眠時無呼吸症候群に高血圧を合併した場合、無呼吸を治療することによって、高血圧はすみやかに治ります。そこが降圧剤を使ってもなかなか完治しない本感性高血圧と大きく違うところです。</p>
<p>睡眠時無呼吸症候群に高血圧が合併しやすいのは、（患者に中高年や肥満体の人が多いこともありますが）睡眠時無呼吸症候群特有の病態である夜間の低酸素血症や、交感神経活動の充進（睡眠時無呼吸症候群の人は昼間目ざめているときだけでなく、夜間も無呼吸を起こすことによって、交感神経が興奮し続けているのです）が、大きく影響していると考えられています。血液中の酸素が不足すると必然的に二酸化炭素が増えます。すると肺血管が縮んで肺高血圧を引き起こします。さらに交感神経も興奮して心臓の拍出量を増大させ、体全体の血圧も上がるというわけです。</p>
<p>「閉塞型」無呼吸症候群の人の場合、夜間の血圧は無呼吸の周期とぴったり一致して変化するのが特徴です。無呼吸を経て呼吸を再開するときに、閉塞型の人は激しくあえいだり大きな音でいびきをかくことは前に述べましたが、その際、脳の覚醒反応によって交感神経が一時的に興奮し、収縮期血圧で一〇〇ｍ比以上も上昇します。これが一晩中、何百回とくり返されるわけですから、高血圧を招くのも無理はありません。</p>
<p>高血圧症が慢性重症化した場合、心筋梗塞や脳梗塞へ発展する危険もありますので要注意です。</p>
<h4>（２）不整脈</h4>
<p>交感神経の興奮は不整脈を引き起こすこともあります。睡眠時無呼吸症候群の人が引き起こす不整脈は、無呼吸中に脈拍が少なくなり、呼吸が回復したときに脈拍が増えるというパターンを示すのが特徴です。そしてこの不整脈が、夜間の突然死や、第５章でくわしく述べますが、最近頻発している乳児突然死症候群（Ｓ－ＤＳ）の原因と関係しているのではないかと、かねてから注目されてきました。</p>
<p>いびきや無呼吸で悩んでいる人が、いちばん心配しているのも「自分は眠っている間に呼吸が止まって死ぬのではないか」ということではないでしょうか。睡眠時無呼吸症候群の患者二二七人の症例を調べたところ、五年間で三例が突然死を起こしているという調査報告があります。ただし、この数字は特別多いことを意味するものではありません。しかも睡眠中の死亡は一例もなく、出勤途中、ジョギング中、手術後に<br />
死亡しているということでした。</p>
<p>そもそも突然死と、睡眠時無呼吸症候群に併発する不整脈との関連が注目されたのは、睡眠時無呼吸症候群の患者の睡眠中の心電図をモニターしたところ、異常な心電図が多くみられ、しかも昼間はそうした異常が認められなかったことが発端となっています。しかしその後の報告では、睡眠時無呼吸症候群の人の不整脈の頻度は、正常な人の不整脈の頻度とそれほど違わないことがわかってきており、現在では不整脈による突然死は、睡眠時無呼吸症候群ではそれほど問題にはならないという見方が強まっています。</p>
<p>だからといって油断はできません。睡眠時無呼吸症候群の人は、症状が重くなると重度の不整脈（心室性不整脈など）を招く頻度が高く、とくに重い心疾患を持つ「中枢型」無呼吸症候群の人は、突然死をもたらしかねない心室性頻拍症にまで発展する可能性もあるからです。</p>
<h4>（３）糖尿病</h4>
<p>血液中のブドウ糖の量をコントロールしているインスリンというホルモンがあります。棚尿病というのは、このインスリンの合成や分泌障害によって高血糖などの代謝異常を引き起こす病気です。</p>
<p>睡眠時無呼吸症候群の人が糖尿病にかかりやすくなるのは、無呼吸による酸素不足や血液の酸性化が、このインスリンの分泌を抑えるためと考えられています。</p>
<p>少し専門的な話になりますが、糖尿病は「インスリン依存型」糖尿病と「インスリン非依存型」糖尿病に分けることができます。「インスリン依存型」糖尿病の人は、インスリンを投与しないと生命の維持が困難な状態になります。そうでない場合は「インスリン非依存型」に分類され、たいていの糖尿病の人はこの型にあてはまります。</p>
<p>インスリン非依存型糖尿病は太った人に多いという特徴がありますが、「閉塞型」無呼吸症候群も太った人に多いことから、「閉塞型」無呼吸症候群の人にはインスリン非依存型糖尿病が多いことは容易に予想できます。実際、インスリン非依存型糖尿病の人は、そうでない人に比べて睡眠時無呼吸症候群を合併する頻度が高いことが調査で明らかになっています。</p>
<p>またインスリン依存型糖尿病の人で高度の自律神経障害と神経障害がある人は、「中枢型」無呼吸症候群を合併する可能性が高くなります。このインスリン依存型の人に起きる突然死の原因に、「中枢型」無呼吸症候群が関与している可能性もあり、現在、さらに調査研究が進められています。</p>
<h4>（４）虚血性心疾患</h4>
<p>虚血性心疾患とは、動脈硬化などによって血流が極度に減少し、それが原因となって引き起こされる心疾患のことです。</p>
<p>閉塞型無呼吸症候群の大には、肥満や高血圧症を抱えていることが多く、冠動脈硬化症（心臓の筋肉に血液を送る冠動脈がかたく細くなって血液の流れが悪くなる病気）を起こす率も高くなります。事実、虚血性心疾患の大の二〇％に睡眠時無呼吸症候群が認められるという報告があるほどです。</p>
<p>また、中枢型無呼吸症候群の大は、狭心症の一種で、夜間の就寝中に起こる異型狭心症と合併するケースもしばしばみられます。異型狭心症は、睡眠時無呼吸と同じように、中年以上の男性に多く、睡眠周期ではレム睡眠期に起こりやすいという特徴がありますが、狭心症の発作と無呼吸との時間的な一致は認められず、睡眠時無呼吸症候群が直接の原因になっているかどうか、その関連についてはまだわかつていません。</p>
<h4>（５）心不全</h4>
<p>心臓の機能が低下した結果、心臓から全身に送られる血液の量が不足するとともに、肺うっ血（肺に血液がたまる状態）などを起こした状態が心不全です。これは心筋症や虚血性心疾患など、心臓の機能の低下と調節系の反応が加わった全身的な変化であり、いってみればそれを総称して心不全と呼んでいるわけです。</p>
<p>睡眠時無呼吸症候群が、さまざまな病気をもたらす大きな理由の一つに、上気道の閉塞による体の酸素不足があげられますが、もう一つ、重要な側面があります。</p>
<p>それは、上気道が閉塞しているにもかかわらず、無理に呼吸しようとするため、胸腔内に陰圧（内部の圧力が外部の圧力より低い状態）が生じてしまうことです。たとえば睡眠時無呼吸症候群の子どもには、胸郭が漏斗状に凹んでいる状態がよく見られます。これは、睡眠時に無呼吸をくり返し、胸腔内が陰圧になっている状態が長く続いたために起こってしまった現象なのです。この陰圧は、肺水腫を引き起こしやすくしたり、心臓の機能にも悪影響をもたらします。心臓の右心房の圧力を下げて、動脈・静脈のうち、二酸化炭素を運ぶ静脈の右心房への流れだけが増加します。そのため右心室の容積が増えて、その負担のため右心房不全を引き起こすようになるのです。</p>
<p>ただでさえ睡眠時無呼吸症候群の人は、酸素不足が原因で肺の血管が収縮し、肺高血圧（肺動脈圧が異常に上昇した状態。体を動かしていると息切れ、疲労感、胸骨後部痛、失神などで急死することもある）を起こしている場合が多く、胸腔内圧の低下にこの肺高血圧が重なると、心不全を招く確率はいっそう高くなります。</p>
<h4>（６）精神状態への影響</h4>
<p>睡眠時無呼吸症候群の人は、夜中に何度も目ざめたり、朝は頭痛がしたり、だるさを感じることが多いのですが、こうした症状は実はうつ病の特徴でもあるのです。</p>
<p>睡眠時無呼吸症候群の人に心理テストを行ったところ、二八％の人に抑うつ傾向がみられたという報告があります。とくに四〇歳以降の中・高年齢者のなかに多くみられ、そのほとんどは睡眠時無呼吸症候群の治療によって症状が改善しています。</p>
<p>けれどもなかにはうつ病や蹄うつ病に睡眠時無呼吸症候群を合併してしまうケースもあります。一般に、蹄状態の場合は不眠になることが多く、うつ状態になると過眠になるのですが、蹄状態で過眠－それも会話中や食事中に眠り込んでしまうような重度の過眠が起こる場合は、睡眠時無呼吸症候群を併発している可能性かおるといわれています。</p>
<p>そこまで深刻でなくても、睡眠時無呼吸症候群の人は、感情の変化にとぼしく、周囲への興味がなくなって無頓着になったりと、性格が変化することは以前に述べました。こうした性格の変化は、断眠や断食など、人が生きていくＬで根源的な欲求を長期間にわたって絶った場合にもよくみられることです。</p>
<p>また睡眠時無呼吸症候群の人が突然怒りだしたり、人に対して攻撃的になるのも、長期間、<a href="http://chq-inc.com/singu/" target="_blank">睡眠</a>への欲求が絶たれていることが起因していることもあるのです。</p>
<h3>睡眠時無呼吸症候群の患者は生存率が低い</h3>
<p>こうしてみてきたように、睡眠時無呼吸症候群は多くの合併症を呼び起こす病気です。それだけに、睡眠時無呼吸症候群の人は、確実に命を縮めているといえなくもありません。</p>
<p>実際、「睡眠時呼吸障害の患者は、障害のない人に比べて生命予後が短い」という、とてもショツキングな事実がアメリカで報告されています。</p>
<p>とくに重症の睡眠時無呼吸症候群の場合は予後が悪く、一時間あたりの無呼吸回数が二〇回を超える重度の人の場合、調査を行った八年間で生存率が六三％しかなかったというのです。</p>
<p>また、さまざまな疾患に睡眠時無呼吸症候群を併発すると死亡率が飛躍的に高くなることを示したデータもあります。これはアメリカの別の報告ですが、睡眠時無呼吸症候群の患者の死亡率は、睡眠時無呼吸症候群を有していない対照群の約2.7倍たったそうです。なかでも睡眠時無呼吸症候群と心臓や血管の疾患（心血管系疾患）が合併した場合にもっとも死亡率が高く、100人中5.9人。これは同じ年齢でみたアメリカにおける心血管系疾患の平均死亡率の4.7倍にも相当します。睡眠時無呼吸症候群が関与することで、いかに死亡率が高まるか、おわかりいただけると思います。</p>
<p>日本でも睡眠時無呼吸症候群の予後についての調査が行われています。閉塞型無呼吸症候群と診断された患者150人について10年間にわたって予後調査をしたところ、生存率は80.1％でした。</p>
<p>死因の内訳は、心筋梗塞が三例、脳梗塞四例、心不全二例と、やはり脳心血管系疾患が死因となっている場合が多く、死因の60％を占めています。ほかは呼吸不全一例、肺がんや胃がんなどのがんによる死亡例でした。</p>
<p>死亡した人を年齢層別に見ると、40歳未満の若年層で一例（睡眠中の突然死）、40歳以上65歳未満の中年層では七例、65歳以上の老年層では七例でした。これらを日本における平均死亡率と比較してみると、若年層では9.6倍、中年層で1.8倍、老年層で1.4倍となります。</p>
<p>睡眠時無呼吸症候群の死亡率には心血管系疾患の合併が大きく影響しています。したがって、睡眠時無呼吸症候群の積極的な治療はもちろんのこと、合併症についても早期発見と適切な治療が重要なポイントになります。</p>
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		</item>
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		<title>睡眠時無呼吸症候群はこうして発見された</title>
		<link>http://www.kahun.mobi/sas/49.html</link>
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		<pubDate>Mon, 14 Nov 2011 12:47:33 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[睡眠時無呼吸症候群とは]]></category>

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		<description><![CDATA[「睡眠時無呼吸症候群」という病名は、いまではテレビや雑誌などでたびたび紹介されて、一般の人々にも少しずつ知られるようになってきました。名前くらいは聞いていたという人は多いと思います。
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>「ピックウィック症候群」の研究からはじまった</p>
<p>ここまでの説明で、睡眠時無呼吸症候群という病気のアウトラインは、だいたいわかっていただけたのではないでしようか。</p>
<p>さて、「睡眠時無呼吸症候群」という病名は、いまではテレビや雑誌などでたびたび紹介されて、一般の人々にも少しずつ知られるようになってきました。名前くらいは聞いていたという人は多いと思います。</p>
<p>じつは、専門家のあいだでこの病気が注目されるようになったのも、つい最近のことといえるのです。</p>
<p>睡眠時無呼吸症候群という病名が医学書に初めて登場したのは、いまからわずかニ十数年前の１９７６年のことです。提唱したのはアメリカのギルミノー博士で、睡眠中の無呼吸発作により不眠を訴える症例を包括する名称として提唱されました。<span id="more-49"></span></p>
<p>しかし、それ以前に睡眠時無呼吸症候群の患者がいなかったわけではありません。睡眠時無呼吸症候群は次のような過程をたどって　”発見”され、また認知されるようになったのです。</p>
<p>いまでは睡眠時無呼吸症候群の中に包括されている「ピックウィック症候群」という病気があります。この病名が登場したのは１９５６年、病的に肥満していて、日中、過剰に居眠りをくり返し、また周期性呼吸（睡眠中の呼吸や換気量などが周期的に変動する現象）やチアノーゼ、右心肥大などの８つの症状を示す病態を、ハーウェル博士らが「ピックウィッグ症候群」と名づけたのです。</p>
<p>なぜピックウイックという名がついたのかというと、イギリスの小説家・ディッケッズの小説に「Ｔｈｅ Ｐｏｓｔｈｕｍｏｕｓ Ｐａｐｅｒｓ ｏｆ ｔｈｅ Ｐｉｃｋｗｉｃｋ』<br />
というのがあるのですが、それに登場するショーーという少年がとても太っていて、赤ら顔で、居眠りをしよっちゅうくり返すだけでなく、眠ると大いびきをかくなど、特徴的な症状を持っていたことにちなんだものです。</p>
<p>「ピックウィッグ症候群」にみられる周期性呼吸は、無呼吸がくり返されることによって起こる現象なのですが、当時はそこまではわかってはいませんでした。睡眠中の脳波や呼吸、換気状態などを測定する技術がいまほど進んでいなかったからです。昼間にくり返し起こる居眠りの原因は、肥満によって肺胞（肺に入った気管支の末端部で、ぶどうの房のように分れた部分）の二酸化炭素が増えたことによる意識障害だと考えられていたのです。よって「ピックウィッグ症候群」は心肺系の病気として扱われ、当初は内科医によって研究が行われていました。</p>
<p>「ピックウィッグ症候群」における周期性呼吸が、無呼吸によって起こることをはじめて実証したのは、ユング博士とクーロ博士でした。彼らは、無呼吸状態を経て呼吸が回復するときに、患者の脳波に覚醒反応が起こり、そのため睡眠が分断されて眠りが浅くなることを明らかにしました。また、患者の呼気ガスを分析することによって、炭酸ガスの値が正常であるにもかかわらず、日中の傾眠症状が起こることを示しました。</p>
<p>つまり昼間傾眠（昼間の居眠り）の原因は、ＣＯ2ナルコーシス（二酸化炭素ガスの直接の作用ではなく、脳組織内のｐＨの低下により、意識障害を起こしたもの）ではなく、夜間の不ト分な眠りを埋め合わせるために生じる現象であることを実証したのです。</p>
<p>●原因は上気道の閉塞だ</p>
<p>ユッグ博士とクーロ博士の報告がきっかけとなって、睡眠障害について研究していた匪界各国の精神科医や神経科医たちが、ピックウィッグ症候群の病態に近い患者にもポリグラフ検査を行いました。ポリグラフ検査とは、脳波や呼吸（換気）の状態、筋電図などを長時間にわたって並行して記録し、無呼吸の有無などを調べるものです。</p>
<p>その結果、たとえ太っていなくても１つまりピックウィッグ症候群には該当しないけれども、小下顎症の人や、扁桃・アデノイドが肥人している人などに無呼吸や昼間の居眠りなどピックウィッグ症候群とよく似た病態がみられることがわかりました。これらの忠者たちの胸郭や横隔膜は、無呼吸の状態でいる間も呼吸努力が行われていることから、［無呼吸は主に上気道の閉塞によって起こる］という説が提示されました。</p>
<p>それを裏づける上うに、ピックウィッグ症候群の患者に気管内挿管術（鼻あるいは口から、気管に管を入れて直接外界と気管・気管支・肺に空気を送る）や気管切開術（首の前面に気管に達する穴を開け、鼻・口・喉頭を通さずに直接気管切開口から呼吸する）を施したところ、睡眠時の無呼吸、昼間の過度の居眠りなど、特徴的なほとんどすぺての症状がなくなったのです。こうしたことから、ピックウィッグ症候群とそれに類似した症候群（それらを包括して睡眠時無呼吸症候群と呼ばれるようになったわけですが）の原因は、上気道の閉塞によって起こる無呼吸によることが判明したのです。</p>
<p>１９７７年、アメリカのスタンフォー・ド大学精神科の睡眠研究クループが中心になり、「睡眠時無呼吸症候群」についての国際シンポジウムが開催されました。事実上、これによって「睡眠時無呼吸症候群」という病名が確立したといえるでしよう。</p>
<p>前述したこの病気の診断基準も、このときに示されたもので、現在も国際的に広く用いられています。</p>
<p>これまで見てきたように、睡眠時無呼吸症候群は、最初は呼吸・循環器系の疾患を扱う内科の分野で研究がはじまり、やがて睡眠障害を専門に研究していた精神科医や神経科医が研究を推し進め、現在では小児科や耳鼻咽喉科、脳外科、口腔外科、歯科、放射線科など、多くの分野でその病態生理の解明や治療法の開発を行っています。というのも、睡眠時無呼吸症候群の病因や病態が、それだけ多方面の医療分野にまたがっているからで、これもまた睡眠時無呼吸症候群の特徴といえるのです。</p>
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		</item>
		<item>
		<title>睡眠時無呼吸症候群の定義とは？</title>
		<link>http://www.kahun.mobi/sas/46.html</link>
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		<pubDate>Sun, 13 Nov 2011 12:25:35 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[睡眠時無呼吸症候群とは]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.kahun.mobi/?p=46</guid>
		<description><![CDATA[どの程度ひどくなると睡眠時無呼吸症候群といえるのでしょうか。「七時間の睡眠中に、１０秒以上続く換気の停止（無呼吸）が３０回以上くり返される病態、あるいは一時間に五回以上の無呼吸がある病態」―これが睡眠時無呼吸症候群の診断基準です。
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<h3>原因別の三つのタイプ</h3>
<p>健康な人が睡眠中に無呼吸を起こすといっても、一時間あたりの呼吸停止回数は五回以内、持続時間も短く１０秒以内のものです。</p>
<p>では、どの程度ひどくなると睡眠時無呼吸症候群といえるのでしょうか。「七時間の睡眠中に、１０秒以上続く換気の停止（無呼吸）が３０回以上くり返される病態、あるいは一時間に五回以上の無呼吸がある病態」―これが睡眠時無呼吸症候群の診断基準です。</p>
<p>実に明快な定義ですが、問題なのはここからです。</p>
<p>睡眠時無呼吸症候群を治すためには、その人がどのような原因で無呼吸を起こしているかをつきとめなければなりません。けれども無呼吸をもたらす原因というのは、けっして一つではありません。さまざまな要因が複雑にからみあっているのです。</p>
<p>原因別に睡眠時無呼吸症候群を分類すると、大きく次の三つのタイプに分けることができます。<span id="more-46"></span></p>
<h4>【閉塞型無呼吸】</h4>
<p>上気道が閉塞するために、胸郭や横隔膜は呼吸運動をしているにもかかわらず口や鼻での呼吸が停止するもの。睡眠時無呼吸のなかでももっとも多いタイプで、肥満による睡眠時無呼吸症候群もこれにあてはまります。</p>
<h4>【中枢型無呼吸】</h4>
<p>呼吸中枢になんらかの障害があって、胸郭や横隔膜の呼吸運動が停止してしまうもの。呼吸中枢から呼吸筋に対して活動を促す刺激が停止しているために無呼吸が起こると考えられています。健康な人が睡眠中に軽度の無呼吸を起こすのも、元をたどればこれと同じかかわりです。</p>
<p>睡眠時無呼吸症候群全体のなかで中枢型の占める割合は１０％前後といわれています。</p>
<h4>【混合型無呼吸】</h4>
<p>中枢型にはじまって閉塞型に移行するタイプです。　これら三つの型は完全に独立しているわけではなく、同じ睡眠時無呼吸症候群の患者で、一晩の睡眠申に混合して出現することもあります。</p>
<h3>「閉塞型」無呼吸はこうして起こる</h3>
<p>睡眠時無呼吸症候群のなかでもっとも頻度の多い「閉塞型」無呼吸ですが、このタイプの人は、ほとんど必ずといっていいほど大いびきをかきます。</p>
<p>その呼吸バターンは、睡眠上上気道の閉塞上無呼吸上血中の酸素分圧の低下と二酸化炭素分圧の上昇－上覚醒上上気道の開放と過剰換気上睡眠という周期をくり返します。</p>
<p>もう少しくわしく説明しましよう。</p>
<p>上気道が狭まっていると必要な量の換気が妨げられて、血液中の酸素は低下し、二酸化炭素が増えます。すると血管の壁にあるセンサーがはたらいて延髄にある呼吸申枢に刺激を送ります。これにともない脳が覚醒します。呼吸中枢は呼吸筋（胸郭や横隔膜。上気道の筋も含まれます）に対して呼吸運動を活発化するよう促します。呼吸筋は呼吸運動を強めていき、気道狭窄部の抵抗に打ち勝ったとき、はじめて上気道は開放されて大きく呼吸をします。</p>
<p>いびきが止んだあと、ものすごい音で再びいびきが始まるのはこのためなのです。</p>
<p>さて、ここで重要なのは、無呼吸が起こるたびに脳が覚醒し、呼吸を再開させているということです。</p>
<p>覚醒はふつうは数秒間で、ふたたび眠りに入りますが、重度の閉塞型の人の場合、一晩に５００回も無呼吸を起こすことがあります。つまりその人は一晩に５００回も睡眠が分断され、深い眠りへの移行が妨げられているのです０実に恐ろしい事実ではありませんか。これでは昼間、病的に眠り込むのも無理はありません。</p>
<p>閉塞型無呼吸の病因としては、口葦扁桃肥大、巨舌症、鼻中隔鸞曲症、アデノイドなどがあげられます。</p>
<p>けれども、これらが原因で上気道の閉塞を生じている患者で、「申枢型」無呼吸も関係していることがあります０たとえば気管切開の手術を行うと、閉塞型無呼吸は劇的に改善しますが、中枢型無呼吸は残ってしまうことがあるのです。</p>
<p>したがって、まわりの人から無呼吸を起こしていると指摘されている人は、できるだけ早期に診断を受け、治療を開始することが大切です。</p>
<h3>「中枢型」と「混合型」無呼吸の特徴</h3>
<p>私たちは、睡眠申も無意識に、あたりまえのように呼吸活動を行っています。「中枢型」無呼吸のこわさは、その什事をつかさどっている呼吸中枢が活動を停止してしまうこと、あるいは呼吸中枢からの指令がなんらかの障害により、呼吸筋（胸郭や横隔膜）に屈かす、呼吸筋が運動をやめてしまうことにあります。</p>
<p>中枢型の無呼吸は、器質性脳障害や循環器疾患を持つ人に多くみられます。血管障害や腫瘍などによる脳障害、心不全などの心疾患、そのほか筋ジストロフィーなど、脳幹にある呼吸に関係した中枢に異常があって起こる場合と、ピックウィッグ症候群（次頂で触れます）や慢性閉塞性疾患、ポリオ、頚椎症、頭蓋の奇形など、化学制御系の異常によって起こる場合とに分かれます。</p>
<p>通常、血液中の二酸化炭素量が増えると、延髄にある呼吸ニューロンが活発に活動して二酸化炭素を減らすようはたらきます。化学制御系の異常とは、こうした制御が正常に機能しないことをいいます。</p>
<p>中枢型無呼吸の特徴は、無呼吸が一晩を通じてはぼ均等に起こることです。また、呼吸の再開時にいびきをともなわないこともあります。</p>
<p>最近では、一部の中枢型無呼吸の患者で、閉塞型のように上気道の通りをよくすると無呼吸がなくなることが報告されています。そうした患者の上気道を観察すると、前述した閉塞型無呼吸の人の特徴も見られます。</p>
<p>最後の「混合型」無呼吸は、はじめは中枢型の無呼吸であったものが、途中から閉塞型に移行するというタイプで、本質的には閉塞型の無呼吸といえます。中枢型の無呼吸が終わる時点で上気道の閉塞が続いていると、無呼吸が閉塞型へと移行するのです。</p>
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		<title>健康な人でも睡眠中の呼吸停止は起こっている？</title>
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		<pubDate>Sat, 12 Nov 2011 11:36:12 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[睡眠時無呼吸症候群とは]]></category>

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		<description><![CDATA[睡眠中の呼吸は起きているときの呼吸に比べてきわめて不安定にもなります。呼吸のリズムが不規則になり、呼吸自体も浅くなります。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>人は眠りに入るとさまざまな条件から上気道が狭窄しやすくなる―つまり、いびきをかきやすくなると述べました。</p>
<p>そのうえ、睡眠中の呼吸は起きているときの呼吸に比べてきわめて不安定にもなります。呼吸のリズムが不規則になり、呼吸自体も浅くなります。また<a href="http://www.kinya1979.com/sleep/" target="_blank">睡眠中</a>は換気（体に酸素を取り入れて炭酸ガスを排出する）機能が低下することから、血液中の酸素が不足しがちにもなります。このとき健康な人でも呼吸停止を起こすことがあるＩ－というと驚かれるでしょうか。<span id="more-40"></span></p>
<p>人の眠りと呼吸の関係について、ここで詳しくみてみましよう。</p>
<p>睡眠には、レム睡眠とノンレム睡眠があります。健康な人の睡眠バターンはほぼ定まっていて、一晩にレム睡眠とノンレム睡眠を四～五回くり返しています。</p>
<p>レム睡眠期は一見熟睡しているように見えるのですが、脳波を調ぺてみると覚醒しているときに近い脳波像を示し、眠りは浅いとされています。時間は一回２０分ほどで、急速な眼球運動を行ったり、夢を見るのもこのレム睡眠のときです（ノンレム睡眠期にも夢は見ていますが、眠っている人をレム期のときに起こすと、その８０％が「いま夢を見ていた」と答えるのです）。</p>
<p>一方、私たちが眠っている時間の大半を占めるのがノンレム睡眠です。専門的にいえば、ノンレム睡眠は、ＩからⅣのステージに分かれ、この順に眠りは深くなります。</p>
<p>通常、眠りはノンレム睡眠からはじまります。ステージⅠの浅い睡眠から順にステージⅣの深い眠りへと移行し、そこから逆にステージⅠにかえると今度はレム睡眠に入り、１つの睡眠周期が終わります。ここまでおよそ９０分（７０分～１２０分）といわれています。</p>
<p>ちなみに睡眠時無呼吸症候群の人の場合は、こうした規則的な睡眠バターンを描けなくなります。ステージⅢ以降の深い睡眠に入る前に、息苦しくなって目ざめてしまうことが多いからです。</p>
<p>私たちは、眠っている間にこの睡眠周期を四～五回くり返しています。呼吸の特徴をみると、睡眠周期の一まわり目から二まわり目までは時間が経過するにしたがって次第に呼吸数は低下していき、夜明け近くの四まわり目から五まわり目で安定した規則的な呼吸になります。ただレム睡眠期では、呼吸数は心拍数とともに不規則となって、換気量も不安定になります。</p>
<p>健康な人が呼吸停止を起こすのはこのレム睡眠期と、ノンレム睡眠期のＩとⅡのステージに多くみられます。そしてその原因に関係しているのが動脈中の二酸化炭素分圧（動脈中に占める二酸化炭素の”圧力”の割合）です。正常な人の睡眠中に、二酸化炭素分圧がわずかに下がっただけで、呼吸停止が起こることがわかっているのです。</p>
<p>ちなみに脳が覚醒しているときは、二酸化炭素分圧が低ドしても呼吸は規則的に続きます。つまり「覚醒していること」が呼吸の安定性に役立っているＩ逆にいえば、睡眠中はそれだけ不安定な条件下で呼吸をしているのです。</p>
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		<title>睡眠時無呼吸症候群のさまざまな影響</title>
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		<pubDate>Fri, 11 Nov 2011 11:30:52 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[睡眠時無呼吸症候群とは]]></category>

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		<description><![CDATA[睡眠時無呼吸症候群にかかっている人の多くは、眠つているときに、ただならぬいびきをかきます。周囲の人が耐えられないほどの激しいいびきで、息苦しそうにあえいでいたり、ときどきいびきがやんだかと思うと突如、爆発的な音とともにいびきが再開します。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<h3>不規則ないびきのバターンが一晩中繰り返される</h3>
<p>睡眠時無呼吸症候群にかかっている人の多くは、眠つているときに、ただならぬいびきをかきます。周囲の人が耐えられないほどの激しいいびきで、息苦しそうにあえいでいたり、ときどきいびきがやんだかと思うと突如、爆発的な音とともにいびきが再開します。そうした不規則ないびきのバターンが一晩中繰り返されるのです。</p>
<p>いびきがやんでいる時間は、通常２０秒から３０秒くらい。恐ろしいことに、その間は上気道が閉塞して呼吸が停止しているのです。いわば窒息状態にあるわけですから、再び呼吸が始まるときに、激しくもがくような動きとともに、大きく空気を吸い込もうとします。それが爆発的ないびきの音につながるのです。</p>
<p>呼吸停止は、ときには二、三分から五分近く続く人もいます。それでもほとんどの場合、眠っている本人は自分が無呼吸を起こしていることに気づきません。いっしよに寝ている家族などに指摘されて病院を訪れるケースが大半を占めます。<span id="more-38"></span></p>
<h3>社会生活への影響</h3>
<p>睡眠時無呼吸症候群の人は一晩中、こうした無呼吸の状態をくり返し引き起こしているわけですから、当然、眠りの質は悪く、朝目ざめたときにも疲労が残っています。</p>
<p>来院した患者さんの話を聞くと、まず間違いなく昼間の居眠りを訴えます。食後に眠気を催して、ついうとうとしてしまうことは誰にでもあることですが、そんななまやさしい眠気ではなく、重要な会議の最中に突然眠り込んだり、極端な場合、電話中に眠り込んだりもします。お坊さんでお経を上げている途中で眠ってしまうとか、学校の先生で、授業中に椅子に座った途端に眠ってしまうというケースなども報告されています。</p>
<p>とくに間題になっているのは車の運転中に居眠りをしてしまうケースです。信号待ちや渋滞時に眠りこんでしまったり、居眠りが原因で事故にまで発展することも珍しくありません。長距離トラックのドライバーが居眠りのために起こす事故の何割かは、この睡眠時無呼吸症候群が関係しているとも考えられているのです。</p>
<p>一九九三年にアメリカの議会と保健省に提出された『だ算のにｔと告書があります。それによると、スリーマイル島の原発事故や、アラスカ沖のタンカー座礁事故、スペースシャトル”チャレンジャー”の事故も、背景には睡眠時無呼吸症候群が関連しているというのです。睡眠時無呼吸症候群は、健康に害を及ぼすだけでなく、こうした社会的問題をもはらんでいるのです。</p>
<p>この病気は過剰な眠気をもたらすだけでなく、口常の知的活動能力にも大きく影響を与えます。睡眠中に酸素が十分に脳へ行き渡っていないので、集中力や記憶力は低下し、行動力も鈍化、作業能力は落ちてきます。また注意力や判断力もにぶくなってきます。</p>
<p>ですから、鉄道やバスの運転など多数の人命にかかわる職業につく人は、睡眠時無呼吸症候群の検査を受けることが必要ではないかという意見も出されているほどです。</p>
<p>子どもの場合ですと、学校の成績が下がったり、発達の遅れがみられるようになります。多動（注意散漫で、落ち着きがなく衝動的な行動が顕著にみられること）をともなう行動異常もしばしば観察されており、症状が進行すると頻繁に夜尿をくり返すようにもなります。</p>
<h3>性格も変わるという報告も</h3>
<p>慢性化した睡眠時無呼吸症候群の人の場合は、異常な眠気のために仕事に支障をきたすようになります。精神面に及ぼす影響も大きく、不安が増大し、神経過敏になり、二次性抑うつを招いたりします。</p>
<p>睡眠時無呼吸症候群にかかると性格も変化するという報告があります。ものごとを綿密に考えられなくなり、こつこつと積み上げていく種類の仕事や、細かな仕事が面倒くさく感じるようになるのです。怠慢、無責任といった傾向や、協調性が失われて独りよがりな傾向が強くなる、といわれています。</p>
<p>そのほか性的機能障害も睡眠時無呼吸症候群の症状の一つで、性欲や勃起能力の低下もみられます。</p>
<p>こうしたことから、アメリカでは睡眠時無呼吸症候群が原因で離婚する夫婦も増えているといいます。通常の社会生活を維持することが困難となれば、たしかに離婚に発展してもいたしかたないかもしれません。これもまた睡眠時無呼吸症候群がもたらす社会間題の１つといえるでしよう。</p>
<p>ただ、ここにあげた症状は、睡眠時無呼吸症候群を治療することによって治まり、知的機能も回復をみます。</p>
<p>睡眠時無呼吸症候群はあくまで治療可能な病気だということを忘れないでください。</p>
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		<title>いびきは病気か</title>
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		<pubDate>Thu, 10 Nov 2011 11:21:57 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[原因]]></category>

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		<description><![CDATA[日本人の場合、いびきを習慣的にかいている人は男性で２２％、女性で６％を占めるというデー夕があります。つまり、男性は五人に一人の割合で毎日いびきをかいていることになります。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>日本人の場合、いびきを習慣的にかいている人は男性で２２％、女性で６％を占めるというデー夕があります。つまり、男性は五人に一人の割合で毎日いびきをかいていることになります。</p>
<p>はたしてそのいびきは、心配のないいびきでしようか、それとも治療を必要とするいびきなのでしようか。</p>
<p>たとえ睡眠時無呼吸症候群などの問題を抱えていなくても、いびきは「騒音間題」をはらんでいることは冒頭で述ぺました。そして周囲が迷惑し、それを本人が気にかけていて、社会生活を営む上で何らかの支障をきたしているならば、いびきは治療の対象となります。「たかがいびき」と思われてとりあつてくれないのでは……などと考えず、まずは専門医に相談してみてください。<span id="more-35"></span></p>
<p>たしかにかつては、”単なるいびき”の治療に関しては、学会などでもあまり取り上げられなかったのは事実です。しかし、私たち専門医はいま、こうした”単なるいびき”もまた、ある意味では病気としてとらえるようになってきています。</p>
<p>それは次のような理由からです。</p>
<p>いびきをかくということ自体が、すやすやと寝息を立てて眠っている人に比べると、程度の差こそあれ、上気道が狭窄していることを意味します。ということは、いますぐに体に悪影響はなくても、将来的に健康の障害となる可能性は否定できないのです。</p>
<p>注目すべき、こんな調査があります。</p>
<p>４０歳から６９歳までの男女を対象にいびきについて調査したところ、毎日いびきをかく人は、まったくいびきをかかない人に比べて高血圧の頻度は男性で１．９倍、女性で３．２倍多くなるというのです。また、狭心症は男性で２．２倍も多くなっています。</p>
<p>あなたのいびきは大丈夫ですか。</p>
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		<title>いびきを音で分類する</title>
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		<pubDate>Wed, 09 Nov 2011 11:09:04 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[原因]]></category>

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		<description><![CDATA[いびきの音が高いか低いかも、重要なポイントになります。専門的にいうと、いびきは大きく「振動型いびき」と「狭窄型いびき」に分けることができます。いびきの音が低ければ「振動型のいびき」、高い音であれば「狭窄型のいびき」といえます。

]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>いびきの音が高いか低いかも、重要なポイントになります。専門的にいうと、いびきは大きく「振動型いびき」と「狭窄型いびき」に分けることができます。いびきの音が低ければ「振動型のいびき」、高い音であれば「狭窄型のいびき」といえます。</p>
<p>「振動型いびき」は軟口蓋などが振動の原因になっているもので、いびきをかく人のほとんどはこの振動型に当てはまります。振動型いびきの音は、基本周波数が150ヘルツ以下と低いのが特徴です。</p>
<p>「狭窄型いびき」は、舌根沈下や口蓋扁桃肥大などによって狭まった気道を空気がむりやり通過しようとして起こるものです。こちらのほうは、いびきの之目がかなり高くなります（基本周波数４００～５００ヘルツ）。<span id="more-32"></span></p>
<h3>上咽頭</h3>
<h4>咽頭扁桃（アデノイド）の肥大による狭窄いびき</h4>
<p>子どもによくみられるいびきです。　口蓋扁桃が肥大して起こる狭窄いびきと合併して起こることがよくあります。起きているときの呼吸でも、咽頭扁桃が肥大しているために上咽頭のすき間はきわめて狭くなっています。そのすき間を空気がむりやり通るために狭窄音が起こります。呼気時には狭窄はなくなります。</p>
<h3>中咽頭</h3>
<h4>軟口蓋が振動して起こるいびき</h4>
<p>大人では最もふつうにみられるいびきです。　このいびきをかく人は、口蓋垂（のどちんこ）が長く、後口蓋弓の幅が広くなつているのが特徴です。吸気にともなって軟口蓋と咽頭側壁が気道の申央へ引き寄せられて軟口蓋が振動し、いびきが起こりはじめます。</p>
<h4>口蓋扁桃の肥大による狭窄いびき</h4>
<p>吸気とともに両側の口蓋扁桃が気道申央に引き寄せられて、空気がここを通過する際に狭窄音が起こります。呼気のときは、狭窄が解除されるのでいびきは起こりません。</p>
<p>このタイプで口蓋垂が長い人の場合、両側の扁桃の間に口蓋垂がはまりこんで閉塞性の無呼吸が起こることがあります。</p>
<h4>舌根の沈下による狭窄いびき</h4>
<p>舌が肥厚している人や下あごが小さい人にみられるいびきのタイプです。　睡眠中、吸気のときに舌根部が吸い込まれ、気道が狭窄していびきが起こります。呼気のときは舌根が押し上げられるためいびきは起こりません。</p>
<p>このタイプの人で、症状が著しい場合は、閉塞性無呼吸を起こすので注意が必要です。</p>
<p>そのほか、喉頭部にある喉頭蓋や披裂部、声帯の振動が原因となって起こるいびきも、まれながらあります。</p>
<p>いびきが実にさまざまな部位によって起こることに驚かれた方もいるのではありませんか。たかがいびきといえども、奥はすっと深いのです。</p>
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		</item>
		<item>
		<title>危険な「いびき」の兆候</title>
		<link>http://www.kahun.mobi/%e5%8e%9f%e5%9b%a0/29.html</link>
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		<pubDate>Tue, 08 Nov 2011 10:40:31 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[原因]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.kahun.mobi/?p=29</guid>
		<description><![CDATA[いびきは自覚症状がないので厄介だといいましたが、いびきで悩んでいる人はまず自分がどんないびきをかいているかを知っておくことが大切です。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>いびきは自覚症状がないので厄介だといいましたが、いびきで悩んでいる人はまず自分がどんないびきをかいているかを知っておくことが大切です。家族から話を聞いたり、一人暮らしの人なら自分のいびきをテープに録音してみるのもいいでしよう。いびきの音は、危険ないびきかどうかを判断する重要な情報源なのです。</p>
<p>もしあなたのいびきが次のようであれば、注意を要します。<span id="more-29"></span></p>
<h3>大いびきや聞きづらいいびき</h3>
<p>いままでいびきをかかなかった人が急にいびきをかくようになったり、いびきのかきかた（音）が変わったりした場合は、体が変調をきたしていることを意味します。</p>
<h3>子どもで大いびきをかく</h3>
<p>小学生以下の子どもが習慣的にいびきをかく場合、体のどこかに病気があることが多いものです。</p>
<p>考えられるのは、アデノイドや口蓋扁桃肥大、鼻炎がいびきの原因ではないかということ。鼻をたらす、口をぽかんと開けている、歯並びが悪い、鼻づまり、聞こえが悪い、偏食、夜尿癖があるなどは、いずれもいびきの原因と関係が深いとされています。</p>
<h3>呼吸速度の早い、せわしいいびき</h3>
<p>眠っているときの呼吸回数は、呼気と吸気をＩセットとして、大人で一分間に十五回くらいが平均です。子どもの平均は２０～２５回です。これを越えるようなせわしない呼吸は、上気道に何らかの障害があることが考えられます。</p>
<p>こうした呼吸速度の早さをともなったいびきは、朝目覚めたときに非常に疲労感が残ります。</p>
<h3>往復いびき</h3>
<p>いびきが往復で起きるのか、呼気時・吸気時に起きるのかを聞き分けることは大切なポイントです。一般にいびきは吸気時に起きることが多く、往復のいびきの場合は、なにかの疾患をともなっていることが考えられるので注意が必要です。</p>
<h3>音がときどき止まるいびき</h3>
<p>ついさっきまで大いびきをかいていたかと思うと突然やみ、しばらくして急に爆発するような大きな音でいびきが再開します。いびきがやんでいるあいだは呼吸が止まっており、典型的な睡眠時無呼吸症候群の場合のいびきのバターンです。</p>
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		</item>
		<item>
		<title>いびきの要因とは</title>
		<link>http://www.kahun.mobi/%e5%8e%9f%e5%9b%a0/26.html</link>
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		<pubDate>Tue, 08 Nov 2011 09:13:43 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[原因]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.kahun.mobi/?p=26</guid>
		<description><![CDATA[「いびきをあなどってはいけません、いびきは体が発している警告です」という話をしてきました。しかし「自分のいびきに注意しなさい」といっても、自分がいびきをかいているのかどうか、また、どんないびきをかいているかは、人から指摘されない限りわかりません。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<h3>いびきをかきやすい人</h3>
<p>ここまで「いびきをあなどってはいけません、いびきは体が発している警告です」という話をしてきました。しかし「自分のいびきに注意しなさい」といっても、自分がいびきをかいているのかどうか、また、どんないびきをかいているかは、人から指摘されない限りわかりません。</p>
<p>この「自覚症状がない」ということが、いびきの厄介なところです。</p>
<p>一般に、いびきをかきやすいといわれている人のタイプがあります。まずその外観的な特徴をあげてみましよう。<span id="more-26"></span></p>
<h4>太っている人や首が太く短い人</h4>
<p>太っている人は首も太く、一見、空気の通りがよさそうに思われがちです。けれども太っている人は上気道の内側―軟口蓋や咽頭壁などにも贅肉がついているため、気道が狭まつているのです。舌も肥厚してのどを塞いでいるようなケースも多く見られます。にもかかわらず太っている人ほど、体は多くの酸素を必要とするので、たくさん空気を吸い込もうとします。すると気道抵抗が大きくなりますから、いびきをかきやすくなります。</p>
<p>肥満が原因で大いびきをかく人の場合、ダイエットをすることによっていびきはかなり改善されます。</p>
<h4>下あごが後退している、下あごが小さい人</h4>
<p>舌にはそれを支える大きな柱がないため、仰向けに寝ると落ち込んでしまい、それが気道を狭くさせてしまいます。下あごが小さく、また後退している人は、舌を支えているスペースも小さいために舌根沈下が起こりやすくなります。</p>
<p>また下あごが小さい人は、歯並びやかみ合わせが悪いことが多いので、そういう人もいびきをかきやすいタイプと思ってください。</p>
<h4>鼻筋が広くだんご鼻の人、鼻筋が曲がっている人</h4>
<p>呼吸の際の空気の取り入れ口である鼻の通りが悪いと、いびきをかきやすくなります。鼻筋が曲かつている鼻中隔鸞曲症の人や、鼻が低くだんご鼻の人などは、鼻腔の部分で強い抵抗が起こり、鼻翼が振動して、いわゆる鼻いびきをかきやすいといえます。</p>
<p>とくに鼻中隔鸞曲症の人は、鼻づまりによる呼吸障害や嗅覚障害を起こしやすいので、耳鼻科などで相談するといいでしよう。</p>
<h4>口蓋垂が長い人</h4>
<p>のどのかたち（軟口蓋の構造）も、いびきをかきやすいかどうかに大きく関係してきます。</p>
<p>軟口蓋は中央部に垂れ下がった口蓋垂（のどちんこ）と左右の前後口蓋弓とで構成されています。口蓋垂が舌につくほど長い人や、左右の口蓋弓の距離が短く咽頭狭窄を起こしている人はいびきをかきやすくなります。</p>
<h4>あごを引いた姿勢や手を上げて寝る人</h4>
<p>あごを引いた姿勢で眠ると頚部が圧迫されて気道が塞がるため、いびきをかきやすくなります。したがって仰向けで寝る人は、腰の部分がへこんでいる占いベッドマットや、高すぎる枕はよくありません。また、バンザイをするように手を上げて寝るくせのある人も、同じ理由からいびきをかきやすくなります。</p>
<p>いびきを防止するには、横向きの姿勢で寝るとかなり効果的で、これは睡眠時無呼吸症候群の人にも有効です。</p>
<h4>口呼吸のクセがある人、口を開けて寝る人</h4>
<p>口を閉じているときに比べて開けているときのほうが気道が狭くなるという報告があります。また、睡眠時呼吸障害のある人は、眠っているときに口呼吸をしている割合が高いとも報告されています。風邪を引いて鼻が詰まっているときなどは、誰でも口で呼吸することかおりますが、ふだんから口呼吸のクセかおる人や、口を開けて眠る習慣のある人は、いびきをかきやすいといえます。</p>
<h3>いびきをかきやすいとき</h3>
<p>次に、生活スタイルの面から、いびきの要因となるものをあげてみましよう。私たちがいびきをかきやすくなるのは次のような場合です。</p>
<h4>体が疲れているときや、ストレスがたまっているとき</h4>
<p>前述のように睡眠申は体の筋肉がゆるみます。軟口蓋や口蓋垂（のどちんこ）が垂れたり、舌根がのどの奥に沈み込むなどして上気道を塞ぐために、気道抵抗が大きくなります。加えて体が疲れていると、疲れをとるために無意識のうちに口で呼吸し、より多くの酸素を体内に取り入れようとします。その相乗効果で軟口蓋などが激しく振動して大いびきをかきやすくなります。</p>
<p>またストレスによって上気道の異常な感じが起こることかあります。そうなると分泌物がたくさん出たり、粘膜の乾燥・充血などが起こって、いびきをかきやすくなります。</p>
<h4>お酒や睡眠薬などを飲んだとき</h4>
<p>アルコールや薬の影響で筋の緊張低下が促進され、～気道の狭窄が起こるうえ、必要な酸素量を確保しようと口で大きく呼吸するため、いびきをかきやすくなります。</p>
<p>飲みすぎだけでなく食べすぎもよくありません。消化器官の疲労が全身過労につながるからです。また気道の充血や弛緩が起こって、呼吸のための気道の活動がうまくコントロールできなくなり、いびきをかく原因となります。</p>
<p>生活スタイルとは関係しませんが、次のような場合もいびきの要因となります。</p>
<h4>老化による場合</h4>
<p>歳をとるにしたがって呼吸筋を含めた筋の弛緩が進み、いびきをかきやすくなります。若いころにはいびきをかかなかったのに、歳をとってからかくようになったという声をよく聞きますが、老化もまたいびきの原因となりうるのです。</p>
<h4>体に異常がある場合</h4>
<p>空気の通り道（上気道）を狭くするような構造的な異常が鼻やのどにあると、いびきをかきやすくなります。たとえばのどにアデノイドがあったり、蓄のう症（慢性副鼻腔炎）や肥厚性鼻炎などで鼻がつよっている場合などです。</p>
<p>いびきの原因となる上気道の疾患には、ほかにアレルギー’性鼻炎や鼻中隔鸞曲症、鼻茸、腫瘍、扁桃炎、口蓋扁桃肥大、咽頭炎、喉頭炎、口腔の炎症などがあげられます。</p>
<p>高血圧や心臓病、糖尿病などの持病があったり、浮腫や内分泌異常などかおる場合もいびきをかきやすくなります。</p>
<p>そのほか、上気道の外傷や奇形、咬合不正、歯列不正、斜頚なども、いびきの原因になります。</p>
<h3>肥満と老化は危ない兆候を含んでいる</h3>
<p>前記したいびきの要因のうち、危ない兆候を含んでいるのが「肥満に起因するいびき」です。というのも、いびきをかく人で太っている人は「睡眠時無呼吸」を起こしている確率がたいへん高く、肥満は睡眠時無呼吸症候群のきわめて重要な要因と考えられるからです。</p>
<p>また「老化に起因するいびき」も、一時的にいびきをかくケースとは違って習慣性のいびきになりやすく、やがては「睡眠時呼吸障害」や「睡眠時無呼吸」を引き起こす可能性が高いといえます。</p>
<p>実際、「睡眠時無呼吸症候群」にかかる率は歳をとるとともに増えることが確認されています。アメリカでの数々の調査で、六五歳以上の高齢者のおよそ20％前後が「睡眠時無呼吸」を起こしていることが報告されており、日本における調査でも、高齢者ではきわめて高頻度に睡眠時呼吸障害がみられるという結果が出ています。</p>
<p>これは60歳を過ぎると呼吸調節系の安定性が低下することが多いためです。</p>
<p>最後の「体になんらかの異常かおる場合」ですが、こうした疾患があることが原囚でいびきをかく場合は、当然ながらまずその治療を最優先に行ってください。手術が必要な場合は、手術などで障害が取り除かれると、いびきも大幅に軽減されたり、治ることが多いのです。</p>
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